WTCR Race Of Japan 2018 に行ってきました。
今年からWTCCがWTCRとして生まれ変わり、鈴鹿サーキットで開催されることになったため観戦に行ってきました。国際ツーリングカーレースの観戦は初めてです。今回はスーパーフォーミュラ最終戦のサポートレースのような形での開催でしたが、私としてはWTCRがメイン。
そもそもWTCRとは?
FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)とTCRインターナショナルシリーズが統合し、TCR車の国際レースとして新しく発足したのが「FIAワールドツーリングカーカップ(WTCR)」だそうです。WTCCはワークスチームとプライベートチームがありましたが、WTCRはプライベートチームのみという違いがあり、WTCRは1大会3レース方式で、鈴鹿サーキットだと1レース10周前後の超スプリントレースとなっています。
私は欧州ホットハッチが大好きなので、ゴルフGTIやプジョー308、AudiRS3などなど、各メーカーを代表するクルマ達が爆走するのを楽しみにしていました。
決勝レース1(9周)
写真撮影も兼ねてますので、まず向かったのはスプーンカーブ。
WTCRはセーフティカーがAudi R8なんですね。超カッコいいです。ツーリングカーより速いでしょう。
唯一の日本車であるホンダ Civic。日本勢の参戦がホンダのみとは少々寂しいですね。整列してるみたい。後ろのひょっこりジュリエッタがかわいい。
セバスチャン・ローブ・レーシングのVW GOLF GTI。セバスチャンローブだからシトロエンではないの?と思ってしまう。ちなみにシトロエンは参戦していません。
スプーンカーブへの進入を後ろから。このRS3、よーく見ると左リアが浮いてます。
日本のF3に参戦していたこともあるトム・コロネルさん。レース関連の事をつぶやいていればフォローしてくれるかも?!
さて、レースはというと比較的おとなしいレース1でしたが、それでもSCは3回出動しました。F1と違ってだいたい1周でSCは戻るのですぐレースは再開しちゃいます。
この日はスプーンカーブとヘアピンで観戦しましたが、モニターが無いので戦況が一切分からず。撮影には良いですが観戦には向かないエリアですね。
WINNERはAlfa Romeo GiuliettaのKevin Cecconでした。
決勝レース2(9周)
日が変わって日曜日のレースです。この日は素晴らしい天気。逆バンクで撮影しましたが伊勢湾と鈴鹿市内が見えて良い場所です。
この密集具合はWTCRならでは。これだけでもわちゃわちゃ感ありますね。
観覧車も入れて流し撮り!
R8も流し撮り!
レース2のWINNERはVWのRob Huffでした!VW乗りなだけにVWが勝つとテンションあがりますね~。(写真はレース1のもの)
決勝レース3(11周)
レース2が終わってすぐにレース3です。レース3は逆バンクからS字に移動しながら撮影しました。このエリアはモニターが観れられるので戦況はなんとなく把握可能です。
レース3は優勝獲得ポイントが一番多いこともあって、1周目からSCがコースインする展開。オープニングラップは圧巻。逆バンクの狭いコースでも並走して駆け抜けていきます。
砂ぼこりを巻き上げながら走るのでコースが汚れてますね。
シャッタースピード1/8でシビック。
レース3は喧嘩レースの名にふさわしい荒れたレースでした。11周なんてあっという間。レース後のマシンはもうボロボロ。WINNERはHyundaiのGabriele Tarquini。
WTCRを観戦するならシケインとターン2が一番面白いでしょうね。じっくり撮影するならフリー走行から行かねば。これでスーパーフォーミュラも観れて3日間4000円です。安い。
これにてWTCR初観戦は終了となりました。やはり鈴鹿は最高。来年も鈴鹿開催で!