次期クルマ選びについて考えてみました。
前回の記事から3か月経ちました。
今回は日本で新型パサートが発売されたので試乗するための訪問です。しかし今回は新型パサートよりも新型ティグアンに惹かれる結果となりました。ほぼほぼアウディに傾いていた気持ちが少しVW戻ったのです。。。
前回の記事はコチラ↓
前回の候補車
①Audi A4 45 TFSI quattro S line
②Audi S4 (B9.5)
新型パサート試乗
2019年夏にドイツで登場したパサートがようやく日本でも発売になりました。相変わらずの遅さです。アウディA4が発表される前はパサートオールトラックが候補だったのですが、どうせオールトラックの日本導入はマイナーチェンジ前と同様に遅いんだろうなと思ってました。しかし今回、マイナーチェンジ版オールトラックの発表も他のグレードと同時発表です。
展示車はヴァリアント。ほとんど変わってませんが、フロントグリルやバンパーが最近のVWのデザインに寄りました。コンセプトはキープしつつもちゃんとフェイスリフトと思わせるデザインは流石VWですね。エンブレムも立体から2Dへと変更されています。
試乗車はパサートセダンTDIでした。尚、ガソリンエンジンは1.5Lのみで2.0Lの設定はありません。
TDIエンジン
排気量:1968cc
出力 :190PS
トルク:400NM
トランスミッション:7速DSG
走りはというと2.0L TDIですので走り出しは力強い。ディーゼルパワーを感じます。
ディーゼル特有の音は車内に入ってくる印象です。しかし何より運転がしやすい。私がTIGUANに乗っていることもありますが、何の違和感も無く運転できます。ここもVWの凄いところだと感じました。逆に言うと新鮮味が無いって事になっちゃいますが。
リアの車名も最近のVWらしく、バッジタイプからエンブレム下に1文字ずつ配置する形になっています。
インテリアはTiguanより上のクルマだけあって高級感あります。目を引くのはウッドパネル。ナビも大きくて見やすい。アナログ時計がハザードボタンになってしまったのは残念。
そしてエアコン操作のボタンも無くなりました。ほとんどタッチ操作です。エアコンの温度調整はダイヤルのほうが操作性は良いです。
Apple CarPlayでIphoneと連動してナビ操作できるのは超便利でした。
新型ティグアンにRが登場!
試乗中に担当セールスに「そういえばティグアンも出るんすよね?」と聞いたところ、来月出ます!とのお返事。
ええええ!なぜかティグアンの導入は早い!
2020年の夏に本国で発売となった新型ティグアンですが、もう日本に入ってくるようです。とっくに本国で発売されている新型ゴルフ8と新型パサートの遅れはなんだったのか?いつもこのスピード感で日本発売してくれればいいのに・・・。
そしてもう一つのサプライズ。Tiguan Rが日本導入される!!
これは驚きました。これを聞いた途端パサートが脳内から消えかけています笑
内部資料をこっそり見せていただいたのですが、ゴルフRやアウディS3にも採用されているEA888型2.0L4気筒ターボを積んでいて
エンジン出力320PS。
0-100km/hの加速が4.9s。
控えめに言って化け物です。
タイヤサイズも255/35R21とのことで、タイヤ代だけで車検1回分飛んで行く勢い。もう見積もりの可能なようで、サクッと見積もってもらったら余裕の700万円オーバー!これもうトゥアレグ買えるじゃんレベル。
ティグアンの他のグレードはというと、最初はガソリンエンジンのみとのことで1.5LのFFだけとなります。後々2.0LのTDI 4WDは入ってくると思われますが、Tiguan Rを見てしまった以上、他のグレードは頭に入りませんでした。
現在の候補車
①Audi S4 (B9.5)
②Audi A4 45 TFSI quattro S line(B9.5)
③Tiguan R
ということで約10ヶ月ぶりにVWが候補に戻ってきました。
Tiguan Rの本体価格はパサートオールトラックの一番高いグレード「Advance」よりプラス100万円なので、この価格差でこのスペックのティグアンが購入できるのは正直アリ。
でもTiguan RとAudi A4 45 TFSI quattro S line(OP込でも)はほとんど価格差は無し。
Tiguan Rの255/35R21というタイヤサイズは果たして価格や乗り心地含めて現実的なのか。。。それを考えてしまうとTiguan RよりA4 45TSFI。
そしてやっぱりS4のV型6気筒エンジンに惹かれる。S4なら新車は無理なので、自分好みの認定中古車が出てくるかは運ですけどね。
クルマ選びはまだまだ続く・・・。