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音楽、クルマなど好きなコト、モノについて書いたブログです。

2020.01.22 Bon Iver@ZEPP TOKYO

Bon Iver単独公演に行ってきました。

Bon Iverが東京に来るということで有休を取っていってきました。
Bon Iverといえば、私の中でフジロックに来そうなアーティストTOP3に入るし、来てほしいアーティストTOP10にも入っている。しかし何年経ってもフジロックは実現せず、ライブを観たくてしょうがなかったアーティストです。
そして待望の単独公演。東京だし絶対売り切れると思っていたのですぐチケット取った。案の定2日間ともソールドアウト。

18時30分ごろZEPP TOKYOへ行くと、、、人だかり。
なんじゃこりゃ。と思ったけど、ただ整理番号順で呼ばれるのを待ってる人達でした。ソールドアウトのライブなんて久しぶりなので。。。f:id:takabosejp:20200126200053j:plain

中に入るとステージセットからのオーラがとにかくすごい。照明が楽器を照らして綺麗でした。ドラム2式にベースやギターもたくさん。完全に一人でいくつも楽器を掛け持ちするタイプです。f:id:takabosejp:20200126201322j:plain

15分押しでライブスタート。最新アルバムi,iの1曲目「Yi」が流れメンバー6名が登場。

Bon Iverの曲はいわゆる「chill out」という落ち着いてゆっくりとした音楽だけど、一言で表すには難しすぎる。初期のアルバムはフォークギター多めですが、最近のアルバムはシンセサイザーボコーダーを多く取り入れている印象です。

6名構成のライブはやはり楽器掛け持ち。多くの楽器が複雑に組み合わさるのだけどまったく無駄が無くて一音一音が実に鮮明。特に印象に残ったのはドラムとコーラス。
ドラムはリズム楽器としての役割だけでなく、完全に打楽器として音を出していたのが印象的。2つのドラムで主張するところ主張し、絞り出すような細かな打音まで実に多彩。演者はリズムやテンポを合わせるのが相当難しそうだ。。。 

f:id:takabosejp:20200126201248j:plain

Bon Iverのボーカルは地声は低いけど裏声で歌うことも多い。それに加わるコーラスがすごく綺麗。メンバー6人それぞれにマイクがあるのだ。CDで聞くだけじゃあまり分からなかったけど、このコーラスもBon Iverの音楽に無くてはならないと思った。

Bon Iverで好きなアルバムは「Bon Iver」と「i,i」。でもあまり聴いてなかった「22,A MILLION」からの曲がどれもライブ映えしてすごく良かった。666からの715なんて最高。715は唯一のソロパート。

それでもこの日一番はHey, MaからのPerth。Hey, MaもPerthもBon Iverらしい優しい曲だし、Perthのツインドラムのダイナミックさ、シンクロ感は絶対ライブでしか味わえない。

Bon Iverのライブはいつまでも聴いていたい、一曲一曲が終わってほしくないと思えるライブ。ZEPP TOKYOは約3000人入るみたいだけど、こんな素晴らしいライブを体験できたひとりになることができて本当に良かった。グラミー賞に期待!! 

私が好きなBon Iverの曲TOP3

Holocene
Perth
Hey, Ma

セットリスト

iMi
We
Holyfields,
Heavenly Father
666 ʇ
715 - CREEKS
U (Man Like)
Jelmore
Faith
Towers
Blood Bank
Hey, Ma
Perth
Salem
Holocene
33 “GOD”
Sh'Diah
Naeem
RABi

Encore:
Flume
Creature Fear
22 (OVER Soon)